インド進出から20年近くを経て、マクドナルドが現在のハンバーガーより大きく価格も20%高い高級ラインを発売する。エコノミックタイムスが報じた。
こうしたマクドナルドの単なる低価格ファストフード店ではなく、家族全体をターゲットにしたレストランというイメージ変更は、経済的な理由に基づいていると見られている。
2年前に同社は、世界的なイメージ戦略を大幅に改訂し、赤と黄色のブランドカラーを落ち着いたトーンに変え、大人にも受け入れやすくしたと同時に、多くの国でロゴの色を白と淡い色に変更した。
また同社は今後も全ての価格帯の商品を開発していく予定と発表している。
インド市場で、マクドナルド同様、KFCやピザハット、ドミノピザといったチェーン店の業績はいずれも伸び悩んでいるという。