自動車部品大手の米ビステオンは4月2日、ミシガン州バンビューレン郡の本社に新設のイノベーション・センターを開所したと発表した。
新イノベーション・センターの面積は7600平方フィート(約706平方m)で、同センターには、技術ショールームと会議室、デザインスタジオ、コラボレーションスペースのほか「experience lab(体験研究室)」を設置し、自動車メーカーのための新製品とソリューションを開発するという。
同社のルーリエット社長兼最高経営責任者(CEO)は、「新イノベーション・センターは、コックピット電子機器と自動車空調事業で最先端の技術を開発するという我が社のグローバルビジョンを反映したものだ。社員や戦略的パートナー、顧客との実り豊かな対話や独創的なアイデアの交換を促進する環境を提供したい」と述べた。
ビステオンは、地域本社機能を中国・上海と英チェルムスフォードに置く。29カ国に拠点を保有し、約2万2000人を雇用している。