スターアライアンス副会長のクリスチャン・キック氏は取材者に対して、「エア・インディアとの協議は順調に進んでいる」と語った。
同社は2007年から赤字を継続してきたが、ここ2、3年はその額を減らしており、2011年に保留となったアライアンス参入の計画がサービス向上も見受けられ、2013年12月に見直しになった。
ただし具体的な参入の日程に関しては未定である。
スターアライアンスは、世界的なアライアンス3グループの中でも最大で、シェア率においてはスターアライアンスが市場の26%、スカイチームが20%、ワンワールドが16%を占めている。
4月以降はワンワールドが20%に拡大するのに伴ってスターアライアンスのシェア率は23%に下がるとされている。
スターアライアンスメンバーであるUSエアウェイズはワンワールドのメンバーであるアメリカン・エアラインとの合併を決定し、また、急成長する物流分野での鍵を握るガルフ・エアを囲い込めていないということが理由として挙げられる。
しかし、すでにメンバーであるトルコ航空やエチオピア航空、エジプト航空らによって、同様のエリアをカバーできているとキック氏は話している。