25日午後10時20分ごろ、京都府京都市左京区内の市道を走行していた乗用車と、道路に飛び出してきたイノシシが衝突する事故が起きた。イノシシは約2時間に渡って京都市内を逃げ回ったが、最終的には警官が捕獲。この際にショック死している。
京都府警・川端署によると、現場は京都市左京区岡崎円勝寺町付近。市道を東進していた乗用車が交差点を通過したところ、道路に飛び出してきたイノシシと衝突した。
衝突によってクルマは小破したが、運転していた36歳の男性にケガはなかった。イノシシはそのまま逃走。約2時間に渡って同区周辺を逃げ回ったが、通行人に危害を加える可能性もあることから、同署は署員約20人で追跡。最終的には病院の敷地内に追い込んで捕獲した。
捕獲したイノシシは直後にショック死。体長は約1mで、3歳程度のオスだという。京都市中心の市街地にイノシシが出没することは珍しいという。