出勤時に飲酒運転の警官、停職6か月の懲戒処分に

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宮城県警は17日、宮城県仙台市内で出勤時に自己所有のクルマを酒気帯び状態で運転し、道路交通法違反容疑で書類送検された仙台東署・地域課に所属する54歳の巡査部長の男に対し、停職6か月の懲戒処分を実施した。巡査部長は同日付けで依願退職している。

宮城県警・監察課によると、この巡査部長は2014年2月19日の午前6時ごろ、仙台市宮城野区南目館付近にある仙台東署に出勤する際、自己所有のクルマを酒気帯び状態で運転した疑いがもたれている。

出勤後に同僚が巡査部長の酒臭さに気づいてアルコール検知を実施。この結果、酒気帯び相当量のアルコール分を検出したことから、道交法違反(酒気帯び運転)容疑で任意捜査を行ってきた。

聴取に対して巡査部長は「前夜に自宅で日本酒を飲んだ」と供述。自宅を出る際には酒が残っていることも自覚していたが、「大丈夫だろう」と判断してクルマを運転していたことも認めていた。

警察は17日に道交法違反容疑で巡査部長を書類送検するとともに、停職6か月の懲戒処分を実施。巡査部長はこれを受け、同日に依願退職した。警察はこれを受理している。

《石田真一》

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