トンネル内でトラック同士の追突事故、事故処理中の警官もはねられ重傷

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2月27日午後5時20分ごろ、岡山県新見市内の中国自動車道上り線のトンネル内で、トラック同士による追突事故が発生した。この事故では1名が死亡。現場では事故処理中の警官がはねられる二次災害も発生しており、警官1人が重傷を負っている。

岡山県警・高速隊によると、現場は新見市大佐布瀬付近の大佐トンネル(全長1596m)で、片側2車線。走行中のトラックが、前を走る大型トラックに追突。この事故で追突側トラックが大破し、運転していた兵庫県神戸市内に在住する64歳の男性が胸部強打などで死亡した。被追突側トラックを運転していた48歳の男性にケガはなかった。

事故発生の一報を受けた同隊が出動して現場で車線規制の準備をしていたところ、午後6時5分ごろに乗用車が車線変更の指示を無視して進行。路上に立っていた58歳の男性警部補をそのままはねた。警部補は足を骨折する重傷を負っており、警察は乗用車を運転していた倉敷市内に在住する32歳の男を自動車運転過失傷害の現行犯で逮捕している。

2件の事故とも前方不注視が主因になったものとみられており、警察では事故発生の経緯を詳しく調べている。

《石田真一》

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