クライスラーグループ の2013年通期決算、純利益は9%増

自動車 ビジネス 企業動向
新型 クライスラー 200 の 200S(デトロイトモーターショー14)
  • 新型 クライスラー 200 の 200S(デトロイトモーターショー14)

米国の自動車大手、クライスラーグループは1月29日、2013年通期(1‐12月)の決算を明らかにした。

同社の発表によると、売上高は721億4400万ドル(約7兆4070億円)。前年の657億8400万ドルに対して、9.7%増と伸びた。また、調整後の純利益は、18億1900万ドル(約1870億円)。前年の16億6800万ドルに対して、9%の増益を達成する。

好決算となった要因が、地元の米国での好調な新車販売。2013年の世界新車販売は、前年比6%増の260万台。このうち、米国は180万0368台を売り上げ、2007年に次ぐ記録。前年比は9%増で、4年連続で前年実績を上回った。

なお、2013年第4四半期(10-12月)の決算は、売上高が前年同期比23.6%増の212億0100万ドル(約2兆1770億円)。調整後の純利益は、前年同期に対して、1.7倍の6億5900万ドル(約675億円)。

「2013年通期決算は、コミットメントを反映した結果」と述べるのは、クライスラーグループのセルジオ・マルキオンネ会長兼CEO。「そのコミットメントとは、パフォーマンスの新基準を備えた車両を投入し、商品ラインナップを早期刷新すること」とコメントしている。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

編集部おすすめのニュース

教えて!はじめてEV

特集