国土交通省は、東京国際空港(羽田空港)の空港機能施設事業者から申請のあった旅客取扱施設利用料の上限引き上げ申請を認可したと発表した。
羽田空港の施設を運営する日本空港ビルディングは、国内線の出発と到着旅客を対象に課している施設利用料の上限引き上げを国交省に申請していた。消費税引き上げと旅客施設の拡張が理由としている。
施設利用料は、旅客ターミナルビルで旅客が利用する出発・到着ロビー、搭乗待合室、コンコース、搭乗案内設備、動く歩道などの共用施設を整備・運営するための費用に充当する料金。
施設利用料は大人170円、子ども80円だったが、大人230円、子ども140円にそれぞれ引き上げられる。新しい料金での徴収開始時期は4月1日搭乗分からとなる。