ヤマハ発動機、組織改正を実施…エンジンユニットやPF車両ユニットを新設

自動車 ビジネス 企業動向

ヤマハ発動機は、魅力ある商品を短期間で市場投入するため、2014年1月1日付けで「エンジンユニット」と「PF車両ユニット」を新設するなどの組織改正を実施すると発表した。

今回の組織改正は、魅力ある商品づくりを加速するためのプラットフォーム(PF)開発の推進、新規事業展開のスピードアップ、顧客基点でのアフターセールス活動推進が目的。

プラットフォーム戦略を加速するため、「エンジンユニット」、「PF車両ユニット」を新設する。これまで技術本部、生産本部、調達本部、MC事業本部に分かれていた開発機能・原価革新機能を集約し、機動力を高める。エンジンユニットは「エンジン開発統括部」「コンポーネント統括部」「企画推進部」で構成する。PF車両ユニットは、「PF車両開発統括部」「コンポーネント統括部」「企画推進部」で構成する。

また、「調達本部」を再編する。調達本部の主機能を、調達業務と事業横断でのグローバル調達方針・戦略の立案・推進に集約するため、組織・機能を見直す。

さらに、新技術や新規事業展開のスピードアップを目的に組織を再編する。具体的には、全社事業開発方針のもと、新規事業展開のスピードアップと戦略立案機能を強化するため、「NV事業推進部」新設する。新規事業の探索、企画、立ち上げなど、事業化までの道筋をつける。

技術本部の主機能を、新技術創出、モータースポーツ、技術基盤整備に集約するため、「技術本部」の組織・機能を見直す。「生産技術統括部」「先行開発統括部」を解消し、生産技術と先行開発機能をエンジンユニット・PF車両ユニットへ移管する。技術本部は、「研究開発統括部」「技術企画統括部」「MS戦略部」「MS開発部」「NCV推進部」で構成する。

このほか、顧客基点でのアフターセールス活動を推進するため、「CS本部」の新設する。より高い「ヤマハ品質」、カスタマーサービスを顧客に提供するため、製品保証・サービス・部品・安全推進部門が一体となって、顧客基点の活動を推進する。

「製品保証・安全推進本部」「部品事業部」の機能を再編し、CS本部機能に統合するのに加え、MC事業本部品質保証統括部の「サービス部」をCS本部へ移管する。

《レスポンス編集部》

【注目の記事】[PR]

編集部おすすめのニュース

特集