【2014年3月ダイヤ改正】JR西日本、電化区間のみ走る気動車特急『びわこエクスプレス』登場

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特急『はまかぜ』のキハ189系。来年3月ダイヤ改正から『びわこエクスプレス2号』に使用される
  • 特急『はまかぜ』のキハ189系。来年3月ダイヤ改正から『びわこエクスプレス2号』に使用される
  • 北陸本線を走る521系。来年3月ダイヤ改正で追加投入され、金沢~富山間の多くの列車が521系となる
  • 『みずほ』『さくら』などに使用されるN700系7000・8000番台。来年3月のダイヤ改正では『さくら』1往復が『みずほ』に格上げされる
JR西日本は、東海道本線(JR京都線・琵琶湖線)の特急『びわこエクスプレス』増発が注目点。同列車は特急『はまかぜ』のキハ189系を使用すると発表されており、全線電化区間を走る気動車特急の登場となる。そのほか、北陸本線では521系での運転本数が増加する。

■新幹線
東海道・山陽新幹線は一部の『のぞみ』で東京~博多間の所要時間が3~5分短縮されるほか、昼間時間帯に広島駅での『のぞみ』発着がおおむね20分間隔となる。

『のぞみ』と山陽・九州新幹線『さくら』は一部で停車駅の見直しを行う。徳山駅では『のぞみ』の停車本数が5本増え上下15本に、『さくら』は3本減って上下10本となる。新山口駅は『さくら』が5本増加、『のぞみ』が5本減少し、どちらも上下23本となる。

また『さくら』の1往復を『みずほ』に変更。『みずほ604号』(鹿児島中央8時56分発)、『みずほ607号』(新大阪16時59分発)として運転する。また、両列車を含む上下計4本の『みずほ』が新たに姫路駅停車となる。

■在来線特急
東海道本線(JR京都線・琵琶湖線)に新たな気動車特急が登場する。大阪20時36分発の『びわこエクスプレス2号』草津行きで、同列車は『はまかぜ』に使用されているキハ189系気動車で運転。同列車の登場により、20~21時台に新大阪から京都・草津方面へ向かう特急は約30分間隔での運転となる。

新たに停車駅が増える列車も目立つ。新大阪~福知山・城崎温泉間などを結ぶ『こうのとり』は、朝通勤時間帯の2・4・6号を新たに西宮名塩駅停車に。京都・新大阪~白浜・新宮間などを結ぶ『くろしお』は、上下4本(1・9・22・30号)が新たに太地駅停車となり、同駅には全ての『くろしお』が停まるようになる。

鳥取・米子~益田間の『スーパーまつかぜ』と、鳥取・米子~新山口間の『スーパーおき』も、上下4本(スーパーまつかぜ5・8・10号、スーパーおき3号)が新たに鳥取大学前駅停車となり、『スーパーまつかぜ』『スーパーおき』全列車が同駅停車となる。岡山~出雲市間の『やくも』は、1号が新たに玉造温泉駅停車となる。

■在来線
北陸本線と紀勢本線で車両の置き換えが進展する。北陸本線では521系の追加投入に伴い、金沢~富山間で521系を使用する列車を現在の16本から49本に拡大する。このほか北陸本線では、松任~金沢間で朝方に普通列車を1本増発。福井~敦賀間では、現在は時間帯によりバラバラとなっている普通列車の時刻を、毎時同じ時刻に揃えて運転する。

紀勢本線では、和歌山~御坊間を中心に223系・225系による運転本数を現行の約6割から9割まで拡大。おおむね10~21時の間は全列車がこれらの車両による運転となる。車両の変更に伴い、和歌山~御坊間で所要時間を約2分短縮する。

京阪神エリアの在来線(アーバンネットワーク)では、桜島線(JRゆめ咲線)で朝8~9時台に大阪方面からの直通列車と線内シャトル列車の計2本を増発。ユニバーサルシティ駅利用の行楽客と通勤利用が重なる時間帯の利便性向上を図る。

阪和線では夜間の『紀州路快速』を日根野~和歌山間各駅停車に変更。同区間で快速運転を行うのは朝方のみとなる。また、土休日の一部列車で運転を取りやめる。関西本線(大和路線)では、日中の王寺駅始発・終着の快速列車を中心に運転本数を削減。和歌山線も夜間の王寺~高田間で一部列車の運転を取りやめる。

広島・山口地区では各線の一部列車で編成の短縮が行われる。呉線では夕通勤時に一部列車の運転を取りやめるほか、土休日の一部列車で編成を短縮。山陽本線は平日の岩国~下関間、土休日の広島~岩国間のそれぞれ一部列車、芸備線も土休日の一部列車で編成を短縮する。一方、可部線では夕方の通勤時間帯に一部列車で編成を2両から4両に増強する。
《小佐野カゲトシ@RailPlanet》

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