豊田自動織機は、11月22日~25日に千葉県で開催された第51回技能五輪全国大会の6職種に出場し、「メカトロニクス」職種で、徳山侑孝選手・岸上尚哉選手のペアが、金メダルを獲得したと発表した。
「メカトロニクス」は、機械・電子・情報工学の総合的な知識により、工場の生産設備を支える重要な技能。同社の社員が2003年から参加した「メカトロニクス」職種で金メダルを獲得したのは2年ぶり2回目。
技能五輪全国大会には、全40職種に、各都道府県から選抜された約1100人の若手技能者が参加した。豊田自動織機からは6職種に17選手が出場し、「メカトロニクス」職種で金メダルと銅メダル、「溶接」職種で銀メダルと銅メダル、「構造物鉄工」職種で銀メダルと銅メダル、「機械組立て」職種で銅メダルを獲得した。
同社は「モノづくりの基本は人づくり」の考えの下、次代を担う人材の育成に取り組んでおり、高度な技能伝承をねらいに、2000年から技能五輪に挑戦している。