【ホンダミーティング13】レーダー、カメラ、通信技術で全方位の安全をサポート

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ホンダは、11月19日栃木県の本田技術研究所でメディア向け技術説明会「ホンダミーティング」を開催した。

同会では小型および中型車向け直噴ガソリンターボエンジン「VTEC TURBO」やトルクコンバーター付8速DCTを発表すると共に、「事故ゼロ」を目指す全方位安全システムも公開。ミリ波レーダーとカメラを搭載し外界を検知する「センサーフュージョンシステム」とそれに連動した「歩行者事故低減ステアリング」や「歩行者事故低減ブレーキ」を搭載した試乗車を用意し、ステアリングアシストにより、路側帯にいる歩行者との衝突を回避するデモを行った。

また、後側方の事故要因にはリアワイドカメラ、LaneWatchが活躍する。リアワイドカメラは車両後方を180度の広い視野範囲で捉えることが可能。また、LaneWatchはドアミラー下部についたカメラで死角を補足することにより視野角が4倍となった。北米向けのアコードには既に採用されており、今後他モデルにも拡大予定だ。

本田技術研究所 常務執行役員の三部利宏氏は「レーダー、カメラで認知できない危険に対しては通信技術でカバーする。これら全方位の認知・判断・操作を支援するシステムが事故ゼロへの進化を続けることで、車の自動化も進む」とした。

更に、信号交差点のスムーズな走行により、事故の防止と燃費向上をはかる、「信号情報活用運転支援システム」の開発も進めている。路車間通信による信号の情報を活用し、前方の信号が青の際には推奨速度を、赤の際にはアクセルを緩めるタイミングを提供するという。また、赤信号停車時には残り時間をカウントし、発進予告も行う。

来年には栃木県警と連携し、大規模な実証実験を開始する。研究所への通勤車両や通勤バスなど約100台以上を対象に、システムの効果を約1年間調査する予定だ。
《吉田 瑶子》

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