乗用車とタクシーが出会い頭衝突、高齢者3人が重軽傷

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7日午前8時20分ごろ、愛媛県松山市内の市道で、交差点を進行していたタクシーと乗用車が出会い頭に衝突する事故が起きた。タクシーの同乗者3人が重軽傷を負った。警察は乗用車側の信号無視が原因として、運転していた26歳の男を逮捕している。

愛媛県警・松山南署によると、現場は松山市来住町付近。交差点には点滅式の信号機が設置されている。タクシーは信号が黄色点滅の状態で交差点に進入したところ、左方向から進行してきた乗用車と出会い頭に衝突した。

タクシーには66歳の男性運転手のほか、介護施設へデイケアサービスを受けに行く高齢者3人が客として乗車していたが、このうち後部座席左側に同乗していた80歳の男性が車外に投げ出され、道路沿いにある民家の塀に頭部を強打させ、意識不明の重体。後部座席右側に同乗していた77歳の女性も車外に投げ出されたが、打撲などの軽傷。助手席に同乗していた75歳の女性も軽傷を負った。タクシー運転手にケガはなかった。

警察は乗用車を運転していた岡山県岡山市内に在住する26歳の男が赤色点滅の信号を無視して交差点に進入し、事故につながったものと判断。男を自動車運転過失傷害の現行犯で逮捕した。

タクシーの後部座席に同乗していた2人はシートベルト未着用だったものとみられ、警察では事故発生の経緯を詳しく調べている。

《石田真一》

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