ニッパツは、今年9月に設立したメキシコの自動車用懸架ばね生産会社で、当初予定のスタビライザに加えて、コイルばねの生産を開始すると発表した。
同社は北米において、NASCO(NHKオブアメリカサスペンションコンポーネンツ)、NMMI(ニューメーサーメタルス)の2社で自動車懸架用バネを生産していたが、今後、需要の拡大が予想されるメキシコ市場に対応するため、ニッパツメキシコを設立した。
当初はスタビライザのみの生産を行う予定だったが、今回、コイルばねの受注が決定。2015年2月より、コイルばねとスタビライザの生産を開始する。
これにともない、2018年度の売上目標も、当初の1500万米ドル(約14億2500万円)から、2900万米ドル(約27億5500万円)に引き上げる。