富士通テンは11月7日、中津川工場および栃木富士通テンにおける国内生産機能を独立会社化し、2014年1月1日付で「富士通テンマニュファクチュアリング株式会社」を設立すると発表した。
富士通テンは、国内生産機能を独立採算制のモノづくり専業会社とすることで、企業体質強化と経営効率向上を図る。また、経営の独自性・柔軟性を高めるとともに意思決定を迅速化し、国際競争力の確保を目指す。
新会社はグループのマザー工場として最先端の生産技術・モノづくり力を備え海外工場をリードしていくとともに、グローバルに活躍できるマネジメント人材の育成にも注力していく。
なお、新会社は、栃木富士通テンを存続会社とし、本社を現在の中津川工場に置く。また、中津川工場は主に自動車用電子機器、栃木富士通テンは主にインフォテインメント機器を生産しているが、新会社に移行後も生産品目に大きな変更はない。