10月27日午前7時ごろ、神奈川県藤沢市内の県道を走行中の軽ワゴン車から、屋根部に積載していたサーフボードが落下。これを避けようとした後続の乗用車が対向車線側へ逸脱して、対向車と衝突する事故が起きた。この事故で対向車の運転者が重体となっている。
神奈川県警・藤沢北署によると、現場は藤沢市葛原付近で片側2車線の直線区間。軽ワゴン車は海老名市内に在住する51歳の男性が運転。屋根部にサーフボード(全長約3m)を積載していたが、これが脱落して落下。後続の乗用車は路上へ落ちたサーフボードとの衝突を回避しようと急ハンドルを切った結果として対向車線側へ逸脱。直後に対向車線を順走してきた軽乗用車と正面衝突した。
この事故で軽乗用車は大破し、運転していた横浜市泉区内に在住する30歳の男性が頭部強打で意識不明の重体。警察は乗用車を運転していた横浜市旭区内に在住する46歳の男性と、軽ワゴン車の運転者から自動車運転過失傷害容疑で事情を聞いている。
サーフボードはゴムバンドで固定されていたとみられるが、固定が不十分だったことから脱落したとみられ、警察では事故発生の経緯を詳しく調べている。