豊田市、「交通死亡事故多発非常事態宣言」を発令…10月25日

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豊田市「交通死亡事故多発非常事態宣言」
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豊田市では、豊田市内の交通死亡事故死者数が、10月24日時点で13人となり、昨年の10人を上回る事態に陥ったことから、10月25日に「交通死亡事故多発非常事態宣言」を発令した。

豊田市長による「交通死亡事故多発非常事態宣言」として、「交通事故をなくすことは、私たち市民の心からの願いです。この願いと、関係機関のみなさんの懸命の努力にもかかわらず、10月23日に発生した交通死亡事故を含めて、これまでに13人もの尊い命が失われました。これは昨年の10人を上回る非常に憂慮すべき事態となっています。

この事態を重く受け止め、これ以上の犠牲者を出さないためにも、豊田市交通安全条例に基づき、本日ここに『交通死亡事故多発非常事態宣言』を発令します。

市民のみなさんお一人おひとりにおかれましても、交通安全を自らの問題としてとらえていただき、悲惨な交通事故を起こさないよう、また、交通事故に遭わないよう、心からお願い申し上げます」と声明した。

なお、この事態を受け、豊田市、豊田市交通安全市民会議、愛知県豊田警察署、愛知県足助警察署主催の下、豊田市議会議長、愛知県交通安全協会豊田支部長、豊田地区安全運転管理協議会長、ほかの来賓を迎え、「交通死亡事故抑止決起大会」を11月1日に実施する。

《平泉翔》

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