日産自動車を代表するスポーツカー、『GT-R』。同車の最大出力を1700psに高めた怪物が、0-1600m加速を競うドラッグレースにおいて、400km/hを超える最高速を記録したことが分かった。
これは10月20日、ドラッグレース専門サイト、『DragTimesInfo』が公式サイトを通じて配信した映像で明らかになったもの。10月13日、ロシア・モスクワで開催されたドラッグレース、「Unlim500+」における映像だ。
このドラッグレースに、米国オハイオ州に本拠を置くSWITZERパフォーマンス社が手がけたGT-Rが参加。同車はGT-Rの最大出力を1700psまで引き上げながら、公道走行に必要な法規を満たすモンスター。ドラッグレースの常連として知られる。
今回、このSWITZERパフォーマンス社のGT-Rが、0-1600m加速タイム22秒602を計測。この時の最高速は、402.23km/hに到達した。同社によると、GT-Rが0-1600m加速タイムを競うドラッグレースにおいて、400km/hを超える最高速を記録したのは、世界で初めてという。