スマートモビリティアジア13で講演を行った福岡市経済観光文化局の比佐陽一郎氏。福岡市に存在する多くの文化財を紹介するとともに、レベルファイブとのコラボに関して解説した。
観光産業において、歴史や文化といったコンテンツを展開するための切り口と、興味をいかに喚起するか、という課題は常に課題だ。
福岡市とレベルファイブ、web制作会社のコアラ社は、観光アプリ「福岡歴史なび」を7月24日にリリース。ダウンロード件数は10月10日現在で8800、2万ダウンロードを目指している。福岡市内だけでなく遠隔地でのダウンロードが相当数あり、「キャラクター効果もある」(比佐氏)と分析する。
新しいキャラクターとアプリという形で、歴史あるコンテンツを紹介するという、い“新旧コラボ”に挑戦した福岡市。サービス展開は堅調に推移している。
比佐氏によると「アプリでの情報提供の最大のメリットはリアルタイムで情報更新が可能である事」。今後も情報の追加やアプリの認知度向上に取り組む。
《スマートモビリティアジア:水素モビリティイベントのお知らせ》
スマートモビリティアジア2013@福岡(10/10~10/12)
水素モビリティ講演会 10月12日(土)
場所:九州大学伊都キャンパス
1)燃料電池自動車同乗試乗体験:10:00-13:00
本田技研工業:FCXクラリティ
トヨタ自動車:トヨタFCHV-adv
日産自動車:05FCV
2)燃料電池講演会:「燃料電池が切り開く新しい未来」:14:25-16:05
講演1:
九州大学 次世代燃料電池産学連携研究センター
主幹教授 センター長 佐々木 一成 氏
講演2:
トヨタ自動車株式会社 製品企画部
製品企画主査 田中 義和氏
講演3:
株式会社本田技術研究所
四輪R&Dセンター第5技術開発室
上席研究員 守谷 隆史 氏
講演4:
日産自動車株式会社
企画・先行技術開発本部 FCEV開発推進室
室長 坂 幸真 氏
パネルディスカッション:16:20-17:00
パネラー:上記の各講師
モデレーター:レスポンス編集長 三浦 和也