日野自動車、通信利用型安全運転支援システムを搭載した「日野デュトロハイブリッドASV」を開発…10月10日発表

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日野デュトロハイブリッドASV
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日野自動車は、車車間通信や歩車間通信を利用した安全運転支援システムを搭載した「日野デュトロハイブリッドASV」を開発した。

日野自動車は国交省のASV推進計画に参画しており、ASVに関する技術の開発・実用化・普及に協賛してきた。今回、同計画の第5期にあわせて開発した「日野デュトロハイブリッドASV」は、車車間および歩車間の通信を利用して、右左折時や出会い頭の衝突防止、また周辺の車両や歩行者の存在を知らせるなどの、安全運転を支援するシステムだ。

「日野デュトロハイブリッドASV」の機能は、右折時衝突防止支援、左折時衝突防止支援、出会い頭衝突防止支援、歩行者存在注意喚起、緊急車両情報提供、工事車両情報提供の6つの機能を備えており、いずれも自分の存在情報を発信する機能を備えた車両、または歩行者からの情報を受信して機能するもので、自車の進行の支障となる可能性の高い車両や歩行者を検知し、モニター表示と音声で注意喚起または情報提供を行う。

なお、同社は10月14日から東京ビッグサイトで開催される「第20回ITS世界会議東京2013」の「ITSグリーンセーフティショーケース」に国交省ASVメンバーとして参加する。

《平泉翔》

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