タクシーが500mに渡って逆走、多重衝突で8人負傷

自動車 社会 社会

10月6日午後0時40分ごろ、大阪府大阪市東住吉区内の国道25号を走行中のタクシーが、交差点を進行中に対向車線側へ逸脱。そのまま約500mに渡って逆走し、最終的に対向車4台と衝突する事故が起きた。この事故でタクシー運転手を含む8人が負傷している。

大阪府警・平野署によると、現場は大阪市東住吉区杭全付近で片側3車線の直線区間。中央分離帯が設置されている。タクシーは交差点を進行中に対向車線側へ逸脱。右折待ちをしていた車両に接触するも止まらずに進行。約500mに渡って対向車線側を逆走し、平野区平野馬場付近の交差点で信号待ちをしていた車両に正面衝突した。

第3車線に停止していた車両など、4台が関係する多重衝突に発展。タクシーを運転していた生野区内に在住する72歳の男性を含む8人が打撲などの軽傷を負い、近くの病院へ収容されている。

聴取に対してタクシー運転手は「持病があり、一時的に意識を失った。事故の記憶は無い」などと供述しているようだ。警察では引き続きこの運転手から事情を聞くとともに、事故発生の経緯を詳しく調べている。

《石田真一》

【注目の記事】[PR]

編集部おすすめのニュース