運輸審議会、ピーチの成田国際空港発着便「許可することが適当」

航空 行政

国土交通省の運輸審議会は、ピーチ・アビエーションが申請していた成田国際空港を発着する便の運航について、「許可することが適当」との答申を国土交通大臣に提出した。

国土交通大臣は、ピーチが成田発着便を運航するため、混雑空港運航許可申請(成田国際空港)事案を申請したのを受け、9月12日に運輸審議会に諮問した。運輸審議会は審議の結果、ピーチの成田使用を許可することが適当であるとの結論に達した。

ピーチは、エアバスA320-214型機を使用し、成田~関西国際空港間を1日2~3往復運航するため申請した。

成田国際空港では、発着規制として1週間の発着回数を最大5192回にするとともに、30分間の発着回数について6時台から20時台までの間、出発を5~24回、到着を8~23回の合計28~32回、21時台と22時台は、A滑走路発着を8~16回、B滑走路発着を8~16回とするなどの発着調整基準が設けられている。

運輸審議会では、ピーチの運航計画に定める成田国際空港での発着は、他の航空運送事業者を含む時間帯ごとの使用状況から判断して、この発着調整基準に合致するものと認められると判断。また、ピーチの運航計画は、成田国際空港の航空機整備の所要時間と関西国際空港の航空保安業務提供時間からも妥当なもの、発着調整基準に反するおそれはないと認定、就航を認める判定を下した。

《レスポンス編集部》

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