強引な追い抜きをした軽乗用車、対向の大型トラックと正面衝突

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26日午前0時45分ごろ、広島県三原市内の国道2号で、前走車を強引に追い抜こうと対向車線へ進出した軽乗用車と、対向車線を順走してきた大型トラックが正面衝突する事故が起きた。この事故で軽乗用車を運転していた男性が死亡している。

広島県警・三原署によると、現場は三原市木原付近で片側1車線の直線区間。軽乗用車は前走するトラックを追い抜こうと対向車線側へ進入したが、直後に対向車線を順走してきた大型トラックと正面衝突。自車線に押し戻されたところに別のトラックが衝突するなど、車両3台が関係する多重衝突に発展した。

この事故で軽乗用車は大破。運転していた同市内に在住する34歳の男性は近くの病院へ収容されたが、頭部骨折などが原因で死亡した。正面衝突したトラックの運転者も足を打撲する軽傷を負っている。

現場は車線はみ出し禁止となっており、警察では無理な追い抜きが事故につながったものとみて、事故発生の経緯を詳しく調べている。

《石田真一》

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