滋賀県、妊産婦向けの「ゆりかごタクシー」登録受付を10月7日より開始

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国交省近畿運輸局滋賀運輸支局「妊産婦さんのタクシー利用に関する検討会」委員団体は、「ゆりかごタクシー」会社(事業所単位)の認定状況をふまえ、利用対象地域を大津、草津、栗東市に設定するとともに、事前登録の受付を10月7日より開始する。

「ゆりかごタクシー」発足の経緯について、「NPO法人マイママ・セラピー」(医療系国家資格等を有するスタッフで構成された子育て団体)は、妊産婦が恒常的に抱えている、妊娠中や出産時などの緊急時における移動手段の確保に対する不安や悩みを解消する目的で、妊産婦が安心して妊娠・出産・子育てできるよう、タクシーを活用した移動支援体制の必要性を提唱した。

これを受け、近畿運輸局滋賀運輸支局及び一般社団法人滋賀県タクシー協会は、NPO法人から提唱された趣旨に協力するため、産婦人科医師を始めとした様々な立場の関係者で構成する「妊産婦のタクシー利用に関する検討会」を設置し、大津市エリアを中心とした安全・安心なブランドモデル「ゆりかごタクシー」を検討・構築に至った。

「ゆりかごタクシー」事前登録の受付は、10月7日より開始。利用対象地域滋賀県大津市、草津市及び栗東市で、「ゆりかごタクシー」の認定を受けた事業者で利用できる。

利用資格は、出産(分娩)予定日が、2013年11月1日以降の方妊産婦で、利用対象地域に居住が条件となっている。

《平泉翔》

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