駐車場内で単独転倒の男児、母親運転のクルマにはねられ死亡

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22日午後1時30分ごろ、三重県松阪市内にある飲食店の駐車場で、場内を歩いていた4歳の男児が転倒。これに気づかず発進した母親運転の乗用車にはねられる事故が起きた。男児は収容先の病院で死亡している。

三重県警・松阪署によると、現場は松阪市大黒田町付近にある飲食店の駐車場。4歳の男児は55歳の祖母、6歳の姉と一緒に乗用車から降車。店の入口に向けて歩き始めた直後に単独転倒したが、これに気づかず発進したクルマの右前部が衝突したものとみられる。

男児は近くの病院へ収容されたが、頭部強打が原因で約1時間30分後に死亡。警察はクルマの運転者で、男児の母親にあたる亀山市内に在住する29歳の女性から自動車運転過失致死容疑で事情を聞いている。

母親は死亡した男児を含む3人を降車させた後、駐車スペースに向かおうとしていた。警察では安全確認に怠りがあったものとみて、事故発生の経緯を詳しく調べている。

《石田真一》

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