渋滞の車列にトラック突っ込み、最後部のクルマが大破

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17日午後4時15分ごろ、三重県亀山市内の新名神高速道路上り線を走行していた大型トラックが、前方で発生していた渋滞の車列に突っ込む事故が起きた。車両4台が関係する多重衝突に発展。最後部の乗用車に乗っていた2人が重軽傷を負っている。

三重県警・高速隊によると、現場は亀山市両尾町付近で片側2車線の直線区間。事故当時は交通集中による渋滞が発生していたが、大型トラックは減速しないまま車列最後部の乗用車に追突。乗用車は前にいた別のトラックとの間に挟まれて大破した。

車両4台が関係する多重衝突に発展し、乗用車を運転していた四日市市内に在住する52歳の女性が顔面骨折などの重傷。同乗していた22歳の女性が打撲などの軽傷を負った。事故に巻き込まれたトラックの運転者1人も重傷を負っている。警察は追突側のトラックを運転していた大阪府大阪市内に在住する51歳の男を自動車運転過失傷害の現行犯で逮捕している。

警察では追突側トラックの前方不注視が事故の主因とみて、事故発生の経緯を詳しく調べている。

《石田真一》

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