エアバスは9月19日、同社の最大の航空会社の顧客であるルフトハンザ航空が、その長距離編隊に55機(25機の確定と30機のオプション)の『A350-900』購入を確約したことを発表した。
ルフトハンザはまた、幾つかの注文をさらに大きな『A350-1000』に転換する柔軟性を持つ。
この記念すべきA350の注文は、ルフトハンザがそのシングル・アイル編隊を、全てエアバスで運行する会社となる戦略的決定をしたわずか6ヶ月後に行われた。
「A350 XWBはそのサイズとレンジにおいて、ルフトハンザの運用目的に合致し、コストとフットプリントを削減することで、我々の編隊を近代化するカギだ」とルフトハンザグループ編隊管理の上級副社長であるニコ・ブッシュホルツ氏は語った。
ルフトハンザはこの日の決定により、これまで535機の注文とグループが現在運行している397機の航空機を所有することで、エアバス最大の顧客及び運行航空会社となった。ルフトハンザは最近、その150から230座席のサイズカテゴリーである、シングル・アイル編隊を完全なエアバス編隊とする為、100機のA320系列航空機の注文を発表した。