ロッキード・マーチンは9月19日、同社のミサイル防衛局と米海軍が第2世代イージス弾道ミサイル防衛(BMD)兵器システムが、高性能のミサイルターゲットのインターセプト(迎撃)に成功したことを発表した。
このミサイル防衛システムは、スタンダード・ミサイル3(SM-3)ブロックIB誘導ミサイルと共に射出された、高性能の分岐するショートレンジの弾道ミサイルターゲットをほぼ同時にインターセプトする機能を実証した。
「イージスBMD4.0.2設定は持続的で信頼性のある機能により、米海軍に世界中にあるこれまで以上に増加し、進化した弾道ミサイルの脅威に反応する能力を提供する」とロッキード・マーチンBMD開発プログラムのディレクターであるニック・ブッチ氏は語った。
ロッキード・マーチンの開発したイージスBMD戦闘システムの主要なコンポーネントは、世界で最も広範囲で使用されている海軍設定アレー・レーダーのSPY-1レーダーである。イージス・システムとSPY-1レーダーは、アメリカ合衆国と同盟国に先進的な監視と、対空戦闘及びミサイル防衛機能を提供する。