【旅博13】JATA菊間会長「ツーウェイツーリズムで観光立国の実現を」

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日本旅行業協会(JATA)の菊間潤吾会長
  • 日本旅行業協会(JATA)の菊間潤吾会長

「旅行業界にとってこの上ないビッグニュースです」。東京オリンピックの開催決定について、こう話すのは日本旅行業協会(JATA)の菊間潤吾会長だ。

なにしろ2020年に向けて世界中の人が東京に対して関心を持ち、東京を訪れる外国人が増えるからだ。しかし、東京一極集中になってはいけないという。日本にはいいところがたくさんあるので、「東京以外にも足を運んでもらったり、日本の文化を感じてもらえるようなプランをいろいろ考えていく必要がある」と菊間会長。

また、東京オリンピックの決定によって、日本人も海外に対して関心が強くなるそうだ。事実、1964年の東京オリンピックの時も、爆発的に海外旅行が増えたとのこと。それだけに、旅行業界が大きな期待を寄せているのも頷ける。

「われわれとしては日本人がまだ行っていないようなところの旅行を提供し、そして現地のほうからも日本へたくさんの人に来てもらうというようなツーウェイツーリズムをベースに観光立国の実現を目指していきたい」と菊間会長は話し、「相互交流が一番重要」と強調していた。

《山田清志》

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