9月9日午前7時35分ごろ、大阪府高石市内の堺泉北有料道路下り線を走行中の軽ワゴン車に対し、後続の中型トラックが追突。これを発端として車両4台が関係する多重衝突に発展した。軽ワゴン車は大破炎上し、運転者が重傷を負っている。
大阪府警・高速隊によると、現場は高石市綾園付近で片側2車線の直線区間。走行していた軽ワゴン車に対し、後ろから進行してきた中型トラックが追突。押し出された軽ワゴン車は前走する別の中型トラックに突っ込み、さらに前にいた大型トラックも事故に巻き込まれるなど、車両4台が関係する多重衝突に発展した。
軽ワゴン車は2台のトラックに挟まれる状態で大破炎上。運転していた貝塚市内に在住する37歳の男性が全身ヤケドの重傷。助手席に同乗していた35歳の男性も腕をヤケドする軽傷を負った。このほか、最初に追突してきたトラックを運転していた39歳の男性と、事故に巻き込まれたトラックを運転していた37歳の男性が打撲などの軽傷を負い、いずれも近くの病院へ収容されている。
警察では追突側トラックの前方不注視などが事故の原因になった可能性が高いとみて、事故発生の経緯を詳しく調べている。