内海造船、省エネ装置「ステップ」後付け、内航RORO船

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ステップの装着工事
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内海造船は、海上技術安全研究所と共同で、波浪による抵抗を低減させる省エネ装置「ステップ」を、就航中の内航RORO船に初めて後付け(レトロフィット)で装着したと発表した。

内海造船と同研究所は、波浪中抵抗増加を低減させる効果を持つ、船首水面上に装着する矩形状の付加物ステップ(Spray Tearing Plate)を共同開発した。

ステップは、形状の改良により波による抵抗を低減することで燃費を改善する。ステップを装着した船は、ステップを装着しない同型船に比較して、水槽試験により波浪中(規則波中)抵抗増加が約18%減少することを確認している。また、実船計測でも燃費性能が波浪中で約3%向上することを確認している。

今回、内海造船の瀬戸田工場(広島県尾道市)で、総トン数7756トンの内航RORO船「第二はる丸」(船主=春山海運、傭船社=大王海運式会社、船長約140m、)にステップを装着する工事を実施した。

これまでにステップは、内海造船が建造する自動車運搬船や内航RORO船の新造時に装着したが、今回は初めて既存船舶に装着した。
《レスポンス編集部》

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