自転車で横断の男性をひき逃げ、トラック運転手を逮捕

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8月31日午前0時ごろ、埼玉県川越市内の国道16号で、自転車で横断していた52歳の男性が交差進行してきた車両にひき逃げされる事件が起きた。男性は収容先の病院で死亡。警察は後に31歳のトラック運転手の男を逮捕している。

埼玉県警・川越署によると、現場は川越市新宿町1丁目付近で片側2車線の直線区間。横断歩道や信号機は設置されていない。52歳の男性は自転車に乗った状態で道路を横断していたが、交差進行してきた車両にはねられた。

近くにいた通行人が衝突音に気づいて警察に通報。男性は近くの病院へ収容されたが、全身強打が原因でまもなく死亡した。

警察では死亡ひき逃げ事件として捜査を開始。目撃情報や現場近くに設置されていた防犯カメラ映像から大型トラックが関与したものと断定。周辺の捜索を行っていたところ、県内の運送会社で酷似した車両を発見。この車両を運転していた草加市内に在住する31歳の男を自動車運転過失致死や道路交通法違反(ひき逃げ)容疑で逮捕している。

聴取に対して男は「衝突したことには気づいていたが、怖くなって逃げた」などと供述しており、警察は引き続き事故発生の経緯を詳しく調べている。

《石田真一》

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