【プロ・モトクロス選手権 第11戦】ユタ450クラスでビロポトが今季のチャンピオンを確定

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450クラス第2モトのスタート
  • 450クラス第2モトのスタート
  • ライアン・ビロポト
  • 450クラスの表彰台(左からダンジー、ビロポト、カナード)
  • チャンピオンを決めたライアン・ビロポト
  • ライアン・ダンジー
  • トレイ・カナード

ルーカス・オイル・プロ・モトクロス選手権、ビルト・フォード・タフ・ユタ・ナショナルの450クラスでライアン・ビロポトが双方のモトを制し、今シーズンのチャンピオンを確定した。

2万1000人以上のファンを集めたユタの第1モトのスタートでビロポトは勢い良く飛び出し、3連続のホールショットを奪うと、そのまま後続から逃げ去った。ポイントのランキングで第2位のライアン・ダンジーはビロポトの選手権制覇を阻止すべく奮闘し、このモトを2位で終えて第2モトへ望みをつないだ。

続く第2モトではロックスター・エナジー・レーシングのライアン・サイプスがホールショットを奪取したが、ほどなくしてビロポトが逆転。ダンジーは必死に追いすがったが、ビロポトは後続を突き放し、結果的にダンジーに11秒差をつけてフィニッシュし、今シーズンのチャンピオンを決定した。

「このレベルでレースをするのは素晴らしいことだが、僕にとっては毎レースがチャレンジだ」とチャンプとなったビロポトは語った。

尚、プロ・モトクロスの第12戦(ファイナル)は、8月24日にカリフォルニア州のレイク・エルシノアでレッドブル・レイク・エルシノア・ナショナルが行われる予定である。

ビルト・フォード・タフ・ユタ・ナショナル450クラスの結果

1. ライアン・ビロポト(1-1)
2. ライアン・ダンジー(2-2)
3. トレイ・カナード(3-3)
4. ウェストン・ペイック(5-5)
5. ジャスティン・ブレイトン(6-7)
6. ジャスティン・バルシア(11-4)
7. ジェイク・ウェイマー(8-6)
8. フィル・ニコレッティ(12-8)
9. マット・ゲオルケ(9-11)
10. ベン・ラメイ(13-10)

()内は(第1モト順位‐第2モト順位)

450クラス・ポイント・スタンディング

1. ライアン・ビロポト(513)
2. ライアン・ダンジー(463)
3. ジャスティン・バルシア(375)
4. トレイ・カナード(303)
5. ジェームズ・スチュアート(289)
6. ジェイク・ウェイマー(244)
7. アンドリュー・ショート(238)
8. ブロク・ティックル(216)
9. ジョシュ・グラント(208)
10. マイク・アレッシ(204)

《河村兵衛》

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