高校が所有するバスが炎上、煙を吸った生徒10人が病院へ

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5日午後0時50分ごろ、北海道小樽市内の札樽自動車道上り線を走行中の大型観光バスから出火する事故が発生した。バスは札幌市内の高校が所有するもので、高校生と引率の教師あわせて52人が乗車していたが、このうち10人が気分不良を訴えて病院へ収容されている。

北海道警・高速隊によると、現場は小樽市新光町付近で片側2車線の直線区間。大型観光バスは札幌市内にある高校が所有するもので、事故当時は吹奏楽部に所属する生徒51人と引率の教師、運転者が乗車。小樽市内に向けて走行していたが、後部のエンジンルームから火が出ていることに気づき、運転者が路肩に停車させた。

生徒らが車外に脱出したところで車体に延焼。地元消防が消火作業を行い、約1時間で鎮火した。火災による負傷者はいなかったが、煙を吸ったとみられる女子生徒 10人が気分や体調の不良を訴え、近くの病院へ収容されている。

事故当日は気温が高く、警察ではエンジンなどに負担が掛かった可能性もあるとして、車両の整備状況や事故発生の経緯を詳しく調べている。

《石田真一》

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