帝国ピストンリングは8月9日、2013年4-6月期(第1四半期)の連結決算を発表した。
それによると、売上高336億6900万円(前年同期比+1.0%)、営業利益24億0100万円(-2.6%)、経常利益は30億5200万円(+11.6%)、四半期純利益は15億8800万円(+6.4%)だった。
国内自動車生産の回復や、中国での需要拡大により増収となったが、販売コストの増加などにより営業利益は微減。ただし、円安効果による為替差益の計上などで、経常利益、純利益とも増益となった。
通期業績見通しについては、第1四半期以降も国内自動車生産の回復と海外における成長市場での拡大が当初予想を上回ると見込み、上方修正。売上高1420億円(前回予想比+20億円)、営業利益129億円(+10億円)、経常利益146億円(+20億円)、純利益67億円(+11億円)とした。