マツダと米大学、次世代コンセプトカーを共同開発…未来の アクセラ か

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マツダ ディープ・オレンジ3
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新型『アクセラ』を、海外で先行発表したばかりのマツダ。そのアクセラの、未来の姿を提案したとも受け取れるコンセプトカーが、米国に登場した。

これは8月5日、米国サウスカロライナ州の公立大学、クレムゾン大学が発表したもの。同大学の自動車工学科の学生が、マツダの米国法人、マツダノースアメリカの協力を得て開発したコンセプトカーで、車名はマツダ『ディープ・オレンジ3』を名乗る。

ディープ・オレンジ3は、次世代のマツダのコンセプトカーを提案した1台。2012年秋のSEMAショー12に、シャシーだけの状態で披露されていたが、今回、ボディが載せられ、完全な姿を初公開している。

ところで、車名の「3」とは、アクセラの海外名、『マツダ3』を連想させるネーミング。アクセラの未来形とも受け取れるディープ・オレンジ3だが、車名の「3」には、前席3名、後席3名の「3+3シート」の意味も込められた。

また、ディープ・オレンジ3には、ハイブリッドパワートレインを積む想定。前輪駆動、後輪駆動、4WDが、自動的に切り替えられるという。また、日本の折り紙にヒントを得た、画期的なシート格納機構も採用。

マツダノースアメリカのデザインディレクター、デレック・ジェンキンス氏は、「学生達は新鮮で独創的なアイデアを、スケッチから実車へと反映させた。これは、自動車メーカーの夢の実現だ」と述べ、高い評価を与えている。

《森脇稔》

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