走行車線で停車の乗用車に大型トラック追突、4人が死傷

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26日午前4時50分ごろ、愛知県飛島村内の伊勢湾岸自動車道下り線で、走行車線に停車していた乗用車に対し、後ろから進行してきた大型トラックが追突する事故が起きた。クルマは大破し、乗っていた4人が死傷している。

愛知県警・高速隊によると、現場は飛島村金岡付近で片側3車線の直線区間。乗用車は名港西大橋(全長758m)上の第2車線で停止していたところ、後ろから進行してきた大型トラックが追突した。

追突によって乗用車は大破。運転していた東京都調布市内に在住する31歳の男性と、後部座席のチャイルドシートに着座していた2歳の男児、生後3か月の女児が全身強打でまもなく死亡。助手席に同乗していた30歳女性も頚部打撲の軽傷を負った。警察はトラックを運転していた京都府京都市内に在住する54歳の男を自動車運転過失傷害の現行犯で逮捕。3人死亡後は容疑を同致死傷に切り替え、調べを進めている。

警察の聴取に対して男は「助手席のタバコを取ろうとして、前を見ていなかった」と供述。負傷した女性は「事故直前まで自分が運転していたが、クルマの調子が悪くなって停止した。アクセルを踏んでも加速しなかった」などと話しているという。

乗用車はレンタカー。事故当時の現場は流れがよく、通行するクルマの速度が比較的高い状態だった。警察では車両側の不具合の可能性を含め、事故発生の経緯を詳しく調べている。

《石田真一》

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