【プロ・モトクロス選手権 第9戦】スプリング・クリーク250クラス、トマックが完勝でシリーズリードを奪う

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250クラス第1モトのスタート
  • 250クラス第1モトのスタート
  • イライ・トマック
  • 2つのモトを制したトマック
  • マーヴィン・ムスキン
  • 地元ライダーのジェレミー・マーティン
  • 250クラスの表彰台(アンダーソン、トマック、ムスキン)

ルーカス・オイル・プロ・モトクロスは7月27日、シリーズ第9戦の250クラスで、シリーズをリードするロクゼンに1ポイント差で迫るイライ・トマックが圧勝したことを伝えた。

250クラスの第1モトでホールショットを奪ったのは、もはや常連と言われるゲイコ・ホンダのウィル・ハーンで、彼はそのままオープニング・ラップをリードすることとなった。地元ミルビル出身のジェレミー・マーティンがハーンの後方で2番手に付け、その背後でゲイコ・ホンダのジャスティン・ボーグルとレッドブル・KTMのケン・ロクゼンが加わって、三つ巴の激しい争いを繰り広げた。ロクゼンは最終的に2人のライダーを追い抜いて2番手を確保するが、結局クラッシュの為にリタイアすることとなった。

2番手となったマーティンはハーンを捕らえてトップに立つが、ハードにチャージするイライ・トマックに追い抜かれて、結局レースをトマックに続く2位でフィニッシュした。

第2モトのスタートでもウィル・ハーンがホールショットを獲得するが、レースの序盤にモンスター・エナジー・カワサキのブレイク・バゲットとレッドブル・KTMのケン・ロクゼンがトップ争いを繰り広げることとなった。しかしトマックは第2モトの中盤で先頭を走る2人を捕らえてリードを奪い、そのまま優勝を果たし、シリーズのポイントリードをロクゼンから奪い取ることとなった。

レッドブル・スプリング・クリーク・ナショナル250クラス総合結果

1. イライ・トマック(1-1)
2. マーヴィン・ムスキン(4-4)
3. ジェイソン・アンダーソン(3-5)
4. ジェレミー・マーティン(2-7)
5. ブレイク・バゲット(6-3)
6. ジャスティン・ボーグル(5-6)
7. ウィル・ハーン(8-8)
8. ジャスティン・ヒル(7-11)
9. ケン・ロクゼン(35-2)
10. ザック・オズボーン(11-9)

()内は(第1モト順位‐第2モト順位)

250クラス・ポイント・スタンディング

1. イライ・トマック(405)
2. ケン・ロクゼン(378)
3. マーヴィン・ムスキン(334)
4. ブレイク・バゲット(295)
5. ザック・オズボーン(261)
6. ジェイソン・アンダーソン(238)
7. ジャスティン・ボーグル(209)
8. ジェレミー・マーティン(207)
9. カイル・カニンガム(183)
10. クーパー・ウェッブ(170)

《河村兵衛》

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