カンボジアでの新車の売り上げがここ最近の6ヶ月間で飛躍的に伸びたことが分かった。
トヨタカンボジアの会長を務めるKong Nuon氏は、今年1月から6月までの間にカンボジアで600台以上の新車を売り上げ、昨年に比べ50%増加となったと述べた。今年中には2012年の1年間で売り上げた800台を大幅に上回り、1200台の売り上げを見越している。
「カンボジアの経済成長と中流階級家庭の増加に平行して、新車の需要が毎年伸び続けている。新車の供給が需要に対応できるまでに安定できれば、更に売り上げを伸ばすことができるだろう。」とNuon氏は述べる。
車の需要が増える一方、ディーラーにとって不当に輸入・販売されている中古車などの不透明な市場は、今後対応していかなければならない問題となる。
カンボジア国内では未だ中古車販売の売り上げが比較的高くなっており、また他国と比べ自動車輸入規制が劣っているため、中古車市場にとって好都合となっている現状がある。