バンコク、タクシー運転手が米国人乗客斬殺

【タイ】6日夜、バンコク都内のスクムビット通りの歩道上で、米国人の会社員男性(50)が刃物で頭などを切られ死亡した。現場はスクムビット・ソイ68通りの入口近く。

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【タイ】6日夜、バンコク都内のスクムビット通りの歩道上で、米国人の会社員男性(50)が刃物で頭などを切られ死亡した。現場はスクムビット・ソイ68通りの入口近く。

 警察は男性が男にナタのようなもので切りつけられる様子を撮影した防犯カメラの映像から、タクシー運転手のタイ人男(32)の犯行と断定。7日早朝、バンコク都内のアパートの駐車場で容疑者の男を逮捕し、凶器とみられる刃渡り50センチほどのナタを押収した。

 男は取り調べに対し、「乗客の男性が、タクシーのメーターが通常よりも早く回るように細工してあると言って怒り出し、運賃を払わずにタクシーを降りた。自分も車を出て、脅すつもりで、トランクに入れたナタを取り出した。男性が向かってきたので、びっくりして切りつけた」などと供述した。

 タイではタクシー運転手が拳銃や刃物を携行していることが多い。夜間には覚せい剤を使用している場合もある。ほとんどの運転手は英語を話せず、道を知らない、運賃をごまかすといったトラブルが頻発している。

タクシー運転手が米国人乗客斬殺 バンコクの歩道上で

《newsclip》

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