追跡するパトカーを振り切ろうとしたバイク、倉庫の外壁に衝突

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6月29日午後3時20分ごろ、岡山県高梁市内の国道180号で、直前までパトカーの追跡を受けていたバイクが路外に逸脱。道路沿いにある倉庫の外壁に衝突する事故が起きた。この事故でバイクを運転していた31歳の男性が死亡している。

岡山県警・高梁署によると、高梁市内をパトロールしていた同署員がナンバープレートを折り曲げ、判読不能にしていたバイクを発見。職務質問を実施するために停止を命じたところ、バイクはこれを無視して逃走。パトカーは約4kmに渡って追跡したが、最終的には振り切られた。

逃走したとみられるルートを走行していたところ、高梁市津川町付近で路外に逸脱し、道路沿いの倉庫外壁に衝突していたバイクを発見。路上に投げ出されていた男性は近くの病院へ収容されたが、全身強打でまもなく死亡した。後の調べで、岡山市北区内に在住する31歳の男性と判明している。

現場は片側1車線の緩やかなカーブ。警察では逃走中に運転操作を誤ったものとみて、事故発生の経緯を詳しく調べている。

《石田真一》

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