接触事故で飲酒運転発覚の警官を逮捕

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6月22日午後10時10分ごろ、栃木県さくら市内にあるコンビニエンスストア駐車場で、乗用車と軽乗用車が接触する事故が起きた。人的な被害は無かったが、乗用車を運転していた警官からはアルコール分を検出しており、飲酒運転の現行犯で逮捕している。

栃木県警・さくら署によると、現場はさくら市氏家付近の県道。宇都宮東署・刑事2課に所属する56歳の警部補は乗用車を酒気帯び状態で運転。現場近くのコンビニエンスストア駐車場に入った際、軽乗用車と接触する事故を起こした。

この事故による人的な被害は無かったが、通報を受けて駆けつけた同署員が乗用車を運転していた男が酒臭いことに気づいてアルコール検知を実施。この結果、酒気帯び相当量のアルコール分を検出したことから道路交通法違反(酒気帯び運転)の現行犯で逮捕したが、後の調べで警官ということが判明した。

事故当日、この警部補は非番。聴取に対しては「宇都宮市内に借りているアパートで、500mlのビール2本と酎ハイ3本を飲んだ」などと供述しているようだ。

また、乗用車の左前輪はバーストしており、警部補は「他の場所で縁石に接触した」などとも供述していることから、警察では事故発生の経緯を詳しく調べている。

《石田真一》

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