三菱航空機、米国拠点に品質管理部門を新設、開発パートナーとの連携強化

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三菱航空機は、米国の販売拠点ミツビシ・エアクラフト・コーポレーション・アメリカが、新機能として品質管理業務を担うQCD部門をイリノイ州シャウンバーグ市のシカゴ事務所内に設立したと発表した。

リージョナルジェット「MRJ」の主要パートナー企業のうち、17社が米国にあるため、品質管理拠点を現地に置くことでパートナーとの連携を強化し、継続的な信頼関係を構築するのが狙い。これにより、開発が本格化しているMRJ装備品のQT(認証試験)や検査負荷の増大に対して迅速に対応していく。

これまで海外のパートナーのQCD(品質・価格・納期)管理は、日本国内で行ってきたが、QTや検査負荷の増大を受け、パートナーの近くに拠点を置くことで機動性を高め、品質管理支援を行うことが必要と判断した。現地に経験豊富な品質管理者を配置することで、時差もなく各パートナーと、より密に連携を取ることができ、的確な状況把握と、迅速な対応、判断、指示などが可能となるとしている。

シカゴ事務所はこれまで、パートナーとの進捗スケジュール管理や、資材調達業務を実施する拠点だったが、新たにQCD機能を加え、現地でスムーズな管理体制が整える。

三菱航空機は、将来的には米国に加え、欧州にもQCD体制の構築を進めていくことを検討しており、今回の米国品質管理拠点の設立を皮切りにQCD管理体制を強化する。
《レスポンス編集部》

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