前方不注視で車両7台が関係する多重衝突、トラック運転手を逮捕

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6月4日午前10時5分ごろ、静岡県静岡市清水区内の国道1号バイパスで、トラックや乗用車など車両7台が関係する多重衝突事故が発生した。この事故で7人が重軽傷を負っている。警察は最初に追突した大型トラックの運転手を現行犯逮捕した。

静岡県警・清水署によると、現場は静岡市清水区長崎新田付近で片側2車線の直線区間。事故当時は交通集中による渋滞が発生していたが、渋滞の車列に対して後ろから進行してきた大型トラックが追突。前方の車両が押し出され、車両7台が関係する多重衝突に発展した。

この事故でトラックに乗り上げられて大破した軽乗用車を運転していた44歳の女性が腰を強打する軽傷。他のクルマに乗っていた6人も打撲などの軽傷を負った。警察は最初に追突した大型トラックを運転していた韓国籍を持ち、島田市内に在住する50歳の男を自動車運転過失傷害の現行犯で逮捕している。

聴取に対して男は「前をよく見ておらず、渋滞に気づくのが遅れた」などと供述しているようだ。警察では事故発生の経緯を詳しく調べている。

《石田真一》

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