ボーイングは6月3日、同社にとって2000機目となるアパッチ・ヘリコプターがアリゾナ州メサの生産ラインから出荷されたことを伝えると同時に、製造チームのコメントなどを収録したビデオを公開した。
このビデオではアパッチが、生産する人達にとって、またこのヘリコプターに生命を託す兵士達にとってどのような意味を持つのかを紹介する。
新しいAH-64Eのクルー・ステーションで、組立連結器の仕事をするメサの生産ラインで働くジェシカ・ファーガソンにとって、2000期目のアパッチは検証の役割を持つ。
「それは凄い数の航空機ですね。私達は何か正しいことをしているに違いありません。全ての小さな部品を扱う技術者にとって、ヘリコプターが完成し、飛び立つ姿を見るのは驚くべき眺めでもあります。それが命を守り、私達の兵士の安全を守っていると思うことは、素晴らしいフィーリングです」と彼女は微笑みながら語った。
アメリカ軍で24年間奉仕してきた飛行士のドン・ハンターは、現在ボーイングのテストフライトを担当しており、その軍隊での戦闘経験から彼はアパッチ・ヘリコプターの驚くべき耐久性に言及した。
「2000機のアパッチは、自分にとってこのヘリコプターがただ高い品質を持つだけではなく、長年に渡って変化してきた脅威に対する順応性に優れていることを意味する」と彼は語った。
動画: http://bcove.me/lu8afrur