パトカー追跡のクルマがブロック塀に突っ込み、運転者が重体

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24日午後11時5分ごろ、群馬県太田市内の県道で、ひき逃げ事件に関与した疑いでパトカーの追跡を受けていた乗用車が路外に逸脱。道路左側のブロック塀に衝突する事故が起きた。この事故でクルマを運転していた52歳の男性が意識不明の重体となっている。

群馬県警・機動捜査隊によると、同市内でひき逃げ事件が発生。一斉手配を受けた隊員らが捜査車両(覆面パトカー)でパトロールを実施していたところ、目撃されていた容疑車両のナンバーと一致する乗用車を発見。停止を命じたが、クルマはこれを無視して逃走した。

隊員は車両での追跡を開始したが、逃走したクルマは太田市鳥山上町付近の県道を走行中、右カーブを曲がりきれずに路外へ逸脱し、そのまま道路左側のブロック塀に衝突。クルマは中破し、運転していた邑楽町内に在住する52歳の男性が頭部強打で意識不明の重体となっている。

警察ではハンドル操作を誤ったものとみて、事故発生の経緯を詳しく調べる方針だ。

《石田真一》

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