クライスラー、米国の複数工場で夏季休暇を返上…需要に対応

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クライスラーグループの米ミシガン州ジェファーソンノース工場
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米国の自動車大手、クライスラーグループは5月22日、米国内の複数工場の夏季休暇を返上すると発表した。

今回の夏季休暇返上は、クライスラーグループの米国での新車販売が、好調に推移していることを受けての対応。車両の組み立て工場では、デトロイトのジェファーソンノースとコーナーアベニュー、オハイオのトレドノースの3工場で、予定されていた夏季休暇を取り止め、操業を続ける。

また、インディアナトランスミッション第2工場を除いて、エンジン、トランスミッション、車体プレス加工の全工場でも夏季休暇を返上。フル稼働体制を維持する予定。

さらに、メキシコ2か所、カナダ2か所を含む北米の8工場において、夏季休暇を短縮して実施する計画。クライスラーグループは、「最も人気の高いいくつかの車種の需要に合わせるのが目的」と説明している。

《森脇稔》

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