泥酔運転のクルマが猛スピードで逆走、クルマ2台を弾き飛ばす

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5月21日午前0時40分ごろ、東京都東久留米市内の都道をワゴン車が猛スピードで逆走。対向車線を順走していた軽ワゴン車に衝突するする事故が起きた。この事故で軽ワゴンの運転者が死亡。逆走車を運転していた20歳の男は危険運転致死傷容疑で逮捕されている。

警視庁・交通捜査課によると、現場は東久留米市幸町付近で片側1車線の直線区間。ワゴン車は対向車線側を約100km/hの速度で逆走。順走していた軽ワゴン車と正面衝突するとともに、前を走っていた軽乗用車にも追突した。

軽ワゴン車は大破し、運転していた同市内に在住する52歳の男性が全身強打でまもなく死亡。軽乗用車は転覆し、運転していた23歳の女性が軽傷を負った。ワゴン車を運転していた埼玉県新座市内に在住する20歳の男からは呼気1リットルあたり0.62グラムのアルコール分を検出。泥酔状態だったことから、警察は後に危険運転致死傷容疑で逮捕している。

事故を起こしたワゴン車は約700m離れた場所でクルマ2台と衝突。信号無視をしながら猛スピードで逃走していた際、本件事故も起こしたとみられる。

聴取に対して男は「酒を飲んだ後、帰宅する途中だった」、「何回かぶつかったかもしれないが、よく覚えていない」などと供述しているようだ。警察では事故発生の経緯を詳しく調べている。

《石田真一》

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