WRCは5月15日、9月に行われる予定のワールドラリーチャンピオンシップ第10戦、ラリーオーストラリアの運営者による、新しいステージやサービスパーク、さらにコンパクトなルートを採用するなどの変更の決定を発表した。
最も大きな変更点はコフスハーバー・シティーセンターの新しいラリーハブが、新たなスーパースペシャル・ステージとセントラル・サービスパークを合体させることである。
スーパースペシャル・ステージは木曜と金曜、土曜日の夕刻に、2台の車が1.8キロメートルのサーキットで競い合う形式で行われる。
コースは以前の競輪オーバルからスタートして、周辺のストリートを通過した後に再びオーバルに戻るもので、路面は舗装路と砂利道の混合となる。
他のスペシャル・ステージは流れの速い一般道と、タイトでグネグネと曲がった林道の混合された砂利道のステージとなる。ステージの数は、2011年の26ステージから22に減らされる。
木曜日のオープニングとなるスーパースペシャル・ステージの後、金曜日の日程は新しい3つのステージを含み、スーパースペシャル・ステージの2度目の訪問の前に、同じステージのループが午後に繰り返されることとなる。
土曜日のアクションはドライバー達の間で人気のある50キロメートルのナムバッカ・テストに始まり、2011年のフォーマットと同様の14キロメートルのヴァラステージを含む。
日曜日のルートは短いバージョンのバッカとシップマン・テスト、ウエディング・ベルと呼ばれる新しい22キロメートルのステージを含む。イベントは日曜日の午後に、ボーナスポイントとして加算されるシップマンを繰り返すパワーステージを経て終了となる。
ラリーオーストラリアのイベントは9月12日の木曜日に予選ステージから始まり、その後ラリーショー、スタートの式典、スーパースペシャル・ステージの全てがコフスハーバーで行われることとなる。