カルソニックカンセイが発表した2013年3月期の連結決算は、営業利益が前年同期比53.3%減の102億5000万円と半減した。
売上高は同2.7%減の7608億8000万円と減収となった。北米事業とアジア事業は好調だったものの、自動車生産が低調だった日本と欧州の事業が落ち込んだ。
収益では為替差益があったものの、減収などの影響で経常利益は同39.9%減の132億4700万円と大幅減益となった。純利益は昨年発生した旧厚木工場跡地売却に伴う固定資産売却益99億9000万円が減少し、災害による損失が11億6000万円減少したことなどの影響から同75.9%減の58億5700万円だった。
今期の通期業績見通しは、売上高が同9.1%増の8300億円、営業利益が同95.1%増の200億円、経常利益が同43.4%増の190億円、当期純利益が同70.7%増の100億円と増収増益を予想する。